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お菓子を中心にした美味いもん&海外旅行日記サイト


by KinichiM
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み~どりやさしぃい~お~りぃ~ぶぅのぉ~

ちょっと前の話しになるけど、実家にいる妹から
「帰りの船で渡部篤朗と小林念次を見た」
と連絡があった。
たまにTV番組の取材が入ることはあるけど、こんな大物がふつーに船に乗ってるっていったい・・・。
と思ったら、次は
「黒木瞳がうちの前で撮影しちょる」

何かと思ったら、「二十四の瞳」が日テレでスペシャルドラマ化するということ。
なつかし~
み~どりやさしぃい~お~りぃ~ぶぅのぉ~_e0030488_21591369.jpg

写真はうちの近所。GWは海が青い!

なにせこの作品は幼少の頃から縁がある。
小学校の時、NHKドラマの撮影があってこれもうちの家の前、その次は高校の時に田中裕子主演で映画化した時も自宅前影!作者の壺井栄はうちの商売のお得意様だった!

原作を読んでない人には、瀬戸内海の小島を舞台にした一人の教師と子供たちの感動ものととらえそうだけど、実はシリアスな反戦映画なのだ。
先生の旦那さんも息子もそして生徒も戦争の渦に巻き込まれて放浪されていく様が、すごく激しい波もなく、島の素朴な姿と共に流れてゆく。
劇的な事件も人物もおらず、こんな田舎の当たり前の日常までもが巻き込まれていくほどに
戦争に犯されていたんだなあと思う。でも、苦しみや悲しみは特別なものでなく同じにあふれてたんだなあと。

高峰秀子主演の初代が有名だけど、田中裕子主演は高校の同級生・先輩達がいっぱい出演してるので笑える。そう、二回目の映画は中心の「にくた」をはじめ子供も半分が島の子でエキストラもほとんど島の住民なのだ!
しかしこの話を知ったうちの父は
「黒木瞳?なんでそんな年寄りを・・・」

そう、主役の大石先生は新任の先生なのだ。黒木とはいえ確かに二十歳はずうずうしい・・・
そして黒木をなんのためらいもなく年寄り扱いする我が父よ。さすがだよあんた。
by KinichiM | 2005-07-26 22:02 | 映画